面接官の前だけが面接ではない

ある営業経験者の転職事例です。転職活動は自分を売り込む営業活動に似ているとされますが、この人は正に営業と同じ手法で成功しました。
その手法とは「周囲を味方につける」という方法です。営業において決定権を持つ人の周囲に協力者や支援者がいれば、その人達を味方につけることでこちらのペースで営業を進めやすくなります。では転職活動において味方につけるべき人とは誰でしょうか?
それは従業員の人達です。この人は面接先の従業員の人達に気持ちの良い挨拶を徹底しました。受付の女性、すれ違う現場の従業員、お茶を出してくれた女性など、すべての人に笑顔でハキハキと応対しました。
実際の面接は社長さんの「もっと若い人がいいんだよね」の言葉通りあっさりと終わってしまったようですが、気を遣った社長の奥さんが面接後にコーヒーを出してくれて1時間ほど話をしてくれたそうです。さすがに面接で手応えが無かったので早く帰りたかったそうですが、それでもにこやかに対応したようです。
すると1週間後に再度面接に来てくれとの連絡が。そこで社長さんに言われたのが「あれから若いこと数人面接したがどうもみんな頼りない感じがした。そのためなかなか決断出来ずにいたら、従業員や妻が『最初に来た人にしたら。あの人なら直ぐに慣れそうでいいんじゃない』と言うのでもう一度ちゃんと面接しようと思ったんだ」とのこと。結果的に会社の想定年齢を大幅に超えながらも採用となりました。
面接では常に見られている意識で、と言われますが正に誰が見てくれているか分かりませんね。



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